訃報
2017年03月28日(火) 鶏声編集委員 増田昨日、農文協の方から連絡が入り知りました。
中島正先生が2月の中旬に他界したとの事でした。
数えで97歳になると思いますが昨年秋まではお手紙を頂いていたのでビックリでした。
中島先生が養鶏会を退会されてからも機関紙の鶏声を必ず送っていました。
そうすると直ぐに先生は必ず感想をチラシの裏に書いて送ってくれるのです。
先生には題字の「鶏声」という先生手書きの文字を使わせていただくお礼という事で送っていましたが
本当は先生の体調に何かあればこの手紙が途切れる事だと思い送っていました。
今年の2月上旬に鶏声102号を送ったのですが3月に入ってもお手紙が届きませんでした。
心配していたのですが昨日亡くなったことを知りガッカリしているところです。
昨年5月に発行した鶏声には100号ということで特別寄稿をお願いして書いていただきました。
101号にも続きということで原稿を頂いたので、まだまだ元気だと思っていました。
中島先生には鶏声を送るときにジャガイモや卵を時々ですが送っていました。
自家製のものばかりですので気を使わないで下さいとお願いしても
毎年年末に守口大根の漬物を送っていただき美味しく頂いていました。
中島先生とは20年くらい前に静岡の浜名荘で開かれた全国大会で一度だけお会いしたことがあります。
部屋も同室だったのですが会議が夜中まで続きお話をすることはほとんどありませんでした。
朝起きて餌のことを少し聞いたように記憶があります。
この大会で中島先生の講演会を聞いたことがあり質問もしたように記憶しています。
この時には既に70代半ばだったのですが本当に元気な方でした。
もう先生に送ることができなくなるのは本当に寂しいことです。
中島正先生のご冥福を心からお祈りいたします。