ご挨拶とサルモネラ菌除菌についての質問

2022年10月07日(金) 養鶏会 中部ブロック

初めまして。中部ブロックに入会させていただいています長野県の茅根健司と申します。

昨年初めに入会させていただき、色々ご質問させていただきたいと思っていましたが、忙しくご挨拶もできていませんでした。

2019年の春から試し飼いを始め、翌20年から本格的に初生雛から導入し、育雛率が思わしくないなど苦戦しましたが、今は成鶏300羽強、ヒナ100羽程を飼育しています。よろしくお願いいたします。

夜間は鶏舎に入れていますが、日中はネット、防鳥ネットで囲った庭に放し飼いをして飼育しています。周辺には野生動物がたくさんいますので、庭のネットが破られたりして、戸締りが甘かったときは何度か鶏舎内にも動物に入られ、被害にも会いました。餌の配合や健康管理などいくつか改善しなければならない点がありながらも、お客様もつき、何とかやっていました。

しかしこの夏、鶏たちがサルモネラ菌に感染してしまいました。自主検査で陽性反応が出てしまい、家保に検査してもらったところ、糞や敷料などから陽性反応が出ました。

保健所に相談し、加熱調理用としてなら販売できると確認したので卵はしばらくサルモネラ感染を説明した上で加熱調理用として販売し ていましたが、その後、販売先できちんと加熱されているか確認できないので販売は控えた方が良いと言われ、現在は地元のごく一部の理解していただいている方のみに販売している状況です。

家保からは、廃鶏に出して鶏舎内をくまなく除菌し、地面は全面10センチほど土を除去した上で新たな土を入れ直して、除菌できたか確認した上で、おとり鶏を入れて安全を確認し、その後、新たな鶏を導入するという方法を提案されました。

しかし、まだまだ卵を産める鶏をできれば廃鶏には出したくないですし、鶏舎・庭を含めて3反歩近くの面積の土を除去するのは、しかも砂浴びのために穴を掘っているのでそれを含めると20センチ以上の土を除去しなければならず、それには多額の費用がかかってしまい現実的ではないような気がします。

他に除菌する方法はないでしょうか。また、そもそもサルモネラ菌や鳥インフルエンザに感染しないようにするには、庭で放し飼いをすることは無謀なのでしょうか。

基本的なことで申し訳ありませんが、どなたかご経験のある方、除菌について知識をお持ちの方等いらっしゃいましたら教えていただけますと大変助かります。

長々と書いてしまい申し訳ありませんでした。よろしくお願いいたします。