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「全国自然養鶏会は、ある意味一種のカルチャーショックでした」

2009年5月から全国自然養鶏会に入会した、福島県(東北ブロック)の芳賀です。

今年で55歳になります。

当時、私は東京に住んでおりましたが、リストラによる失職中で、新しい就職口も見つからないまま、失業保険の給付も終了しておりました。

就職しても、給与は以前の1/3以下・・その就職すらままならない・・

であれば、以前から私の家族に対して気をつけて来た、「食の安全」で、何か、人の役に立つ仕事を探そうとしていた時に出会ったのが、中島 正さんの著書「農家が教える自給農業のはじめ方」です。

これなら、福島の実家に戻れば私にも出来るのではないかと、「自然卵」をネット検索し、全国自然養鶏会 公式ホームページにたどり着いた事が、入会のきっかけとなりました。

公式ホームページのリンク集から 会員の方のホームぺージを拝見し、自宅から一番近そうな関東ブロックの西村さん(白鳥の里自然農園リンク)に見学申し込みのメールを差し上げました。

西村さんから、すぐにお電話を頂き、見学の了承を得たのですが、折からの豚インフルエンザ発生でしばらくはお預けになりました。しかし、福島に戻るならと、全国自然養鶏会 東北ブロック長の風見正博さんを紹介いただくと同時に、入会を勧められ、その場で入会手続きのお願いをしました。

見学もしないで入会しようと思ったのは、西村さんの対応にサラリーマン時代の人間関係とは、一味、違ったものを感じたからだと思います。

いわき市の実家に戻って、早速、風見さんを訪ねることに。風見さんご夫妻も、私を快く迎えてくださり、初対面にも関わらず、見学と同時に、3時間以上も養鶏についてお話を伺う事が出来、その後、何度も伺っていろいろ質問させてもらいました。

実家に戻り半年間は、養鶏のイメージを高めながら、福島県の農業講座を受講し、鶏舎と就農の準備を進めました。

実際に養鶏を始めたのは、10月の末日です。西村さんに雛(106羽)の手当をお願いして、白鳥の里自然農園の見学と雛の受け取りに伺いました。ここでも、育雛について具体的なお話を伺い、また、保温機や飼料も譲ってもらい、私の準備不足をフォローして頂きました。

ヒヨコを導入して翌日には、全国自然養鶏会 東北ブロックの交流会(岩手県開催)にも参加しました。

ブロック交流会の参加も初めて、会員の皆さんにお会いするのも初めてで、緊張しましたが、 御家族で参加の方も多く、皆さんどなたも、こころよく迎えていただき、居心地良く参加することが出来ました。

交流会は、一泊で各人、地元の名産品を持ち寄っての和やかな会食宴会。皆さんの近況と養鶏についての話題が主ですが、新東北ブロック長になられた 深瀬さん から、「育雛箱」についての話題を出していただき、心遣いに感謝。また、皆さんの養鶏法や農業の実際、販売法なども具体的にお話を伺う事が出来ました。

翌日は、幹事をして頂いた 大和久さんの出品している直売所で、「大和久農園の卵」と奥様のなさっている「るり工房」の美味しいケーキを見学、さらに、「大和久農園」で鶏舎と給餌施設と木材加工所と「るり工房」を見学。木材加工、食品加工、大きな攪拌機での発酵飼料作り、雛の飼育施設などなど、とても参考になりました。

11月の末には、福島県の交流会にも参加させていだだきました。福島県の交流会は、日帰りで、昼食をとりながらの交流会でした。お酒が入らない事もあってか、みなさん落ち着いた感じで、近況を報告しました。養鶏の基本になる、雛、飼育資機材、飼料等の具体的・経済的入手法や、自然養鶏を実践するにあたっての注意点・考え方・心構えなども教えていただきました。

関東ブロックの交流会にも、一泊で参加させていただきました。 自然養鶏を取り巻く養鶏業界の現状や、全国自然養鶏会への入会の動機、今後の活動予定など、深夜まで熱く語られましたが、こちらは、流石に都会。まだ20代の若い男女もいらしていて、食や自然に対する意識の高さに感心しました。翌日は、私と同じく昨年から養鶏を始めて、もうすでに1400羽以上を飼育している青山さん(叶安自然養鶏場のホームページリンク)の鶏舎と直売所、西村さんの鶏舎を見学させていただきました。

肝心の私の鶏達。 当初、106羽の導入に対して、途中、9羽が亡くなりましたが、残った雛達は元気に鶏舎の中を飛び回っております。 中島先生の書かれている通りに、米ぬかともみ殻(おが屑の代用)の発酵飼料を中心にした粗資料なのですが、食欲も旺盛で、同日に飼育を開始した、西村さん。青山さんの雛達と比べて一回りほど大きいようなので、返って心配なくらいです全国自然養鶏会に入会して、10か月。養鶏など全く知らなかった私が、こうして自然養鶏を実践出来ているのは自分でも驚ですが、すべて、全国自然養鶏会に入会させていただいたから可能だったと思います。鶏舎を見学できたこと、養鶏の経験談を伺う事が出来たこと、リアルにこの目と耳で確認できたことは、自分の養鶏をイメージするにとても参考になりました。

特に、私の接した、全国自然養鶏会の会員の方は、みなさん親切・丁寧に、新参者の私を仲間として受け入れてくれたことは、ある意味、一種のカルチャーショックでした。都会で、長年のサラリーマン時代には味わえなかった、・・・・・こんな人間関係もあるんだな~と。


「特にきびしい規約や拘束的なものがないことを知り入会しました。」

高田初美
私は入会して4年目になります。

年齢は57歳です。

30羽から始め、現在ビニールハウスでアロウカナ交雑種の成鶏200羽を飼育し、卵は自宅で全て予約販売です。立ち上がりはかなりスローですが、あきらめずにがんばっています。

はじめは「鶏声」の購読だけを希望していましたが、特にきびしい規約や拘束的なものがないことを知り、誘われるままに入会しました。
入会当時は、鳥インフルエンザ騒動もあり、勤務先の状況や、自分の健康状態を考えるととても新しい道に進む勇気がわいてこない状況でした。ただとにかく鶏のことをもっとよく知りたいという欲求があり、関東ブロックの交流会には欠かさず参加していました。そうして視察、研修をしているうちにいつの間にか鶏を増やしはじめ、いつの間にか卵を販売しているという、最初は予想もつかなかった事をしている自分に、今「入会して本当に良かった」と感謝しているところです。

入会してからの「鶏声」の購読と交流会の参加、特に壁にぶつかったときの役員の方のアドバイスなどが現在の自分を支えてくれていることを日々実感しています。自分一人では何も起こらなかったし、前にも進めなかったし、楽しみも見いだすことが出来なかったと思っています。

これからも会員の皆様や、新しく入会される方との交流や連帯感を強めてゆきたいと思っています。
全国自然養鶏会の会員であることを誇りに思えるよう日々頑張ろうと思えるようになってきたことを「入会して良かった」ことの筆頭に上げたいと思います。

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